自然放射線とは何ですか

2024/3/26更新

自然放射線は、天然に存在する放射能や宇宙から飛来する放射線のことです。
土壌や食べ物の中のカリウム40やコンクリートや石造りの建物からでるラドンなどさまざまな放射性物質があります。このような自然放射線の被曝は、一人当たり年間2.4mSv(世界平均)になります。
地域によりラドン温泉が湧いている地域や標高の高さによって放射線が強い場所があります。
日常生活における被曝には、自然放射線以外にレントゲン撮影などの医療被曝や、航空機の利用があります。

▼自然放射能から受ける線量(ミリシーベルト/年)
                         
世界平均日本
外部線量 大地から 地表の岩石や土壌から出る放射線
(地域により若干差がある)
0.50.3
宇宙から宇宙や太陽から飛来する放射線0.40.3
内部線量 食物から 食品に含まれる天然の放射能物質
(カリウム40など)
0.31※
呼吸からコンクリート等から発生するラドンの吸入
(木造家屋では少ない)
1.20.5
合計2.4 2.1
※日本人は魚介類の摂取量が多く、鉛210やポロニウム210の摂取量が多い。
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