カビのような模様はブルーム現象が発生したものです。
ブルーム現象とは、チョコレートの表面が白く粉をふいたように見える現象のことです。温度変化によってチョコレートの表面が結露し、砂糖が溶け出て、その後水分が蒸発し結晶化することで、表面に白い斑点が生じたものです。
物流過程や冷凍庫での保管時に、温度変化が生じ、ブルーム現象が発生することがあります。白い粉は砂糖ですので食べても問題ありません。
また、常温のチョコレートやチョコレートビスケットなどでは、高温になると油脂分が溶け出し、冷えて固まると白い結晶になって表面に出てくるブルームが発生する場合があります。
