内容液が過加熱状態になり、突沸現象が起こった可能性が考えられます。
通常、水分を温めるとブクブクと泡が出て沸騰しますが、液性や調味料の沈殿などが影響することで、部分的な過加熱が生じ、沸騰しているのに泡が立たない状態になります。この状態の液体へ振動などの衝撃が加わると、突然激しく沸騰する現象(突沸現象)が発生します。
国民生活センターによりますと、「温める食品が液体であれば、『突沸』は起きる可能性があります。食品を温める調理器具(電子レンジ、ガスこんろ、IHクッキングヒーター等)によらず突沸は起きています。しかし、突沸は、常に発生する訳ではなく、食品、食器や鍋、調理器具、加熱時間などの条件の組み合わせが重なった場合にだけ起こる現象です。」とされております(国民生活センターホームページより)。
電子レンジは、機種や使用状態により熱量や熱伝導のバラつきがあり、商品の温まる速度には差があります。包材に記載している調理時間は目安のため、使用する電子レンジに合わせて調整してください。